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飯田哲也氏×岩上安身氏トーク、ルポです。飯田さん素晴らしいです。





昨日、小田原で行われている岩上安身さんのイベントに行ってきました。

飯田哲也さんのお話を伺う事が目的で行きましたが、
今の永田町の状況、再生可能エネルギーに感する展望、
今後の日本の辿りそうな道筋、などをお話しくださいました。


ひっじょーーーーに分かりやすかったです。

悲観にも楽観にも偏らぬ、
理知的で、冷製で、淡々と問題にあたる飯田さんのトークには、深い共感を覚え、
また得る事も多く、素晴らしいひと時を過ごせました。

告知ができなかったのか、
こんなにすばらしい内容なのに、人が少ないーーー!

パネラーの岩井俊二監督とも少しお話できたのですが、
(ちょっと嬉しかった)


「これ東京でやったらすごいことになるよ。」

っておっしゃってました。


皆さん、根府川は大磯から20分ですよ!

しかも会場までの道もすてき。。。

写真で紹介しますので、まだまだイベントは続きますから、
サイトをご確認の上、ぜひ行かれて下さい。



飯田さんのお話については、上記のUst.でご覧いただければいいのですが、
長いので、文字で簡単にまとめておきます。


非常に有用な内容をお話しくださいました。


大まかに言って、

============================
●「原発に対して、議員達、官僚達の中にどんな動きがあるか」

●「一般市民はどう動いたら効果的か」

●「今後のエネルギー政策、日本という国に対する見通し」
============================


この3点をお話しくださいました。
特に3点目は非常に大事な内容でした。
オレンジの太字で、細かくメモ残しますので、
お時間ない方は3点目だけでもご覧下さい。




まず、
===============================
1:「原発に対して、議員達、官僚達の中にどんな動きがあるか」
===============================


今の政府の状況、伺いましたが、原発に関して言えば、

●原発村の住民たち(原子力複合体)
●経産省
●電力会社

この3つが、かぶり合いながら存在している、と。

で、経産省に着目すると、その中の構造としては、

●1割:古賀茂明氏などの改革マインドを持った人
●1割:守旧派(利権や保身の為に改革を阻む人たち)。この1割が今牛耳っている。
●8割:組織に忠実な官僚


で、この8割の官僚、2年でどんどん変わっていくから、
基本エネルギーの素人さんなのだそう。


素人故に、守旧派のどんよりとしたドグマに飲まれて
仕事をしているんだそうです。

恐ろし哉。。。


そして、彼らはきわめて独善的。
上から目線が基本なので、
殿上人として、庶民をすりつぶしながら生きている、と。

児玉龍彦さんの国会での魂の声も
カに刺された程にも思っていない、と。



うーーーん。。。。。


こういう官僚と対峙しながら、
いや、対話しながら
子供達にとって安全な社会を築いていかねばならないのですから、
相当にきつい道だと思います。

岩井俊二監督の言葉を借りれば

「オレオレ詐欺やってる人たちとどう対話してくか、って
 そんなレベルだよね」

という感じです。



ただ、そこで諦めない。

やれることはあるわけで、
2番目の

===============================
2:「一般市民はどう動いたら効果的か」
===============================



署名に関して言えば、
飯田さん曰く、
直接的には、なんの力にもなってない、と。

トホホ。。。


ただ!
世論が脱原発に圧倒的に傾いている、ということは
確実に力になっているし、政治を動かしている事は確か、とのこと。



特におっしゃっていたのは、
大規模なデモを恐れている、ということは間違いないとのこと。

10万人、20万人規模のデモをやれば、
政治は絶対に動く、とおっしゃっていました。

それは岩上さんもおっしゃっています。

相当恐れているらしいですよ!


また、若手議員はよく国民の顔を見ていて、
原発はなくなっていく方向で自分が動いていかないと、
票は得られない事を分かっている、とのこと。


とにかくSNSでもなんでも自分の手段をドンドン使って、
意思表示することが、自分が思っている以上に、相当有効
なんだと思います。




===============================
3:「今後のエネルギー政策、日本という国に対する見通し」
===============================


長期的な選択は、自然エネルギーしかない。


以下3点

:今私たちが使っている燃料は3つ

●化石燃料
●原子力
●自然エネルギー


この文明を数百年、数千年維持していこうとすると、
化石燃料、原子力は再生可能で持続可能なエネルギーではない。

これは自明です。

資源が有限、しかもピークは越えた。環境も汚染する。
ならば、
自然エネルギーに進んでいくのは当たり前のこと。


:自然エネルギーの代表としての資源量としての太陽エネルギーは
今使っているエネルギーの1万倍ある。

エネルギー密度の問題等いろいろ指摘する方もいるが、
それは本質的な問題はなく、量的には全く問題はない。


:現実が実際に完全に、自然エネルギーに動いている。

産業、経済、お金が、完全に自然エネルギーに傾いている。

新しいグリーンエネルギーに対する、投資額は既に原発に対する額を超えている。





その後の岩上さんからの質問、

再生可能エネルギーにドライブをかけること、
そして脱原発ということ、この2点をどうお考えか、という質問に関しての
飯田さんの指摘、とても分かりやすかったです。

ここは大事なので、しっかりメモを残します。

運動戦略的に言うと、

自然エネルギーにドライブをかけるエネルギー7割、

脱原発への動き3割くらいかな、と考えている。



なぜなら、物理的なエネルギーの選択として
自然エネルギーへの移行は時間がかかる。
10年、20年くらい。

ただし、自然エネルギーの普及は、加速度的に速い。

全量買い取り制度ができて、電力会社の送電線の問題など
幾つかクリアしていけば、

来年から日本のマーケットも
うまくいけば10倍増くらいする可能性がある。

風力も一気に増える。

まず経済セクターをなだれうって参加させると、
それを経験した多様なセクターが発言できる。

プレイヤーを増やす。ということがまず大事。

そのことがこれまで原子力村とか経産省とかが
とってつけた屁理屈で封じ込めてたものを、

現実に事業をやったり

地域から市民参加をして動き始めたりすることによって

よりリアリティをもった議論をぶつけられる。


プレイヤーを増やすという意味の運動論的な意味あいにおいて、
自然エネルギーの中に
早めに多様なプレイヤーがどんどん参入することが大事。

これが非常に大きな力になる。


一方、同時に、脱原発に関しては、
今国がやってる事はあまりにもデタラメハレンチなロジック。

だからそれに関しては
きっちりとした安全性をちゃんと担保してからやれよ、
というロジックをこちらから突きつける。

脱原発というよりも、安全性という担保の確保を
きっちりと言っていく。

軍勢を増やしながら、合い口を突きつける、
そういう動きが良いのでは。




====================
岩井監督からの質問「日本の未来像は」
====================


飯田さん:
今の変化のスピードが何に近いかというと
インターネットの変化のスピードに近い。

10年前には想像もできなかったような事が
次々と起きている。SNS、スカイプなど。

同じような事が自然エネルギで、
おなじようなスピードで起きていくので、
そういう加速度的な変化の中で
ドンドン新しいプレイヤーが参入しているので、
今想像できる変化を遥かに越えた変化が起きると、期待を込めて思っていて良い。


=========================
岩上さん:「菅さんの後、誰か期待できる人はいるか」
=========================


飯田さん:今の顔ぶれは残念ながらいない。

しばらく回り道をするんだろうと思う。

回り道の結果、問題はより悪くなる。

福島原発はますます収集つかなくなる、

汚染はドンドン広がって食物汚染はもっと広がる


東電の救済スキームは間違いなく破綻する

総ての問題が悪化する中で
政権、経産省はいきづまる

放射能汚染に関する国民の怒りはますます広がる

一方、国民のインターネットによる学習、社会への働きかけも質が変わっていく。

311以前はネット内は、落ち込んでいく流れがあった。
派遣切りだの自殺だの。

それが
311以降、
変えていかなくてはいけないというエネルギーに変わっている。


状況が悪化する中、新しいポジティブなマグマが生まれ、
そこでどう政治が変わっていくのか、そこを期待したい。



==================================


最後に根府川の写真を残します。

Go Nebukawa!



根府川駅ー。
わーー。海が広がって、のどかだなー。

2011082001.jpg


ホームから改札口に続く通路もレトロで
いいなーー。
2011082002.jpg


この階段を登って会場へ。10分くらいで着きました。
2011082003.jpg


ポンポン。栗の実。
2011082005.jpg


こんな被写体も、ときめきますね。。
2011082006.jpg


しっとりと緑の多い道。
2011082008.jpg


会場の中学校です。
2011082009.jpg


清志郎さん、永遠のロッカーです。
2011082010.jpg


土壌汚染マップの横には、具体的な数値が出ています。必見。
2011082011.jpg


キッズルームです。託児システムが欲しかった。こういうイベントは
お母さんこそ来てほしい。
だからこそ、託児システムの有無は実現は難しいだろうけど、
でもここがクリアできたら、社会的にも大きな意味を持つ気がします。

お母さんにこそ来てほしいから、私のイベントは家でやるわけですが、
うむむ。。。こういったイベントの際の託児。。。ちょっと自分でも
考えてみます。
2011082013.jpg


海が一望の技術室。
素晴らしい中学校。。。
2011082012.jpg


さあ、根府川に行きたくなってきましたか???

どうぞカンパ金を持って、岩上さんのイベントに行きましょう!

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Comment

小笠原 | URL | 2011.08.22 00:18
レポート有難うございます。行きたかったのですが、二宮町でごみ処理広域化説明会があったので参加できませんでした。私もあの中学校大好きです。
くどう | URL | 2011.08.22 10:29
素晴らしかった!
昨日の孫崎さんのお話もすごくすごく伺いたかったけど、
やはり大磯町民としては、あちらを優先しました!

でも船橋先生のお話も素晴らしかったですね!

飯田さんとともに動かれていると伺って、
ますます嬉しくなってしまいました。

またお目にかかれる日を楽しみにしていますね。


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工藤未葉(大磯でデザインの仕事をしています。)
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