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野呂美香さんのお話会、ルポです。

IMG_0856.jpg



先日、大磯町民限定ではありましたが、
「チェルノブイリのかけはし」の野呂美香さんのお話会が開かれました。


多くの方に聞いて頂きたい内容でした。


レコーダーが全く動いていなかった!というハプニングもあったのですが、
主催者の方のご厚意で、ビデオの記録をお借りし、メモもしていますので、ルポ残します。

また、以前ブログでも紹介しました、野呂美香さんの講演会の要旨
情報が重複している箇所もありますので、どうぞご覧下さい。


項目ごとに箇条書きにしていこうと思っていたのですが
何度試してみてもうまくまとまらず、
再度講演会の記録を整理していくうちに、

そうか、野呂さんは語り部の方でいらっしゃるから、
学術的に分類分析をしては、野呂さんの真意が伝わらないのだ、
と気付きました。


今回のルポは、
チェルノブイリのこどもたち、福島のこどもたち、
そのお母さん、お父さんの気持ちや心からの発露を
なるべく読みやすいように、
野呂さんの言葉をある程度整理して、
お話言葉のまま、記していこうと思います。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


ーベラルーシ 汚染が広がる農村地帯の映像を見ながらー



数値は0.412μSV/hですね。

我孫子、南柏などは、
この数値を超えているところが出ています。



放射能汚染による数値は、
2、3年後、最低でも2割は下がるだろう
と言われています。

ベラルーシでは台風がないのですが、それに対して、
日本では自然の働きがとても大きいので、
また違う放射能の動きがあるでしょう。



ベラルーシでは、クラスの8割の子供達が、
急に視力がガクンと落ちました。

目がかすんで見えなくなるので、
「黒板の文字が見えないです、先生」と言い始めます。

日本でも、6月、東京の医療相談会に赴いたとき、

「4歳の女の子が、眼が急にかすんでヨタヨタと歩くようになったのですが」

と、親御さんから相談を受けました。そういうことも、あり得ます。


3月27日、郡山市役所へ赴き、
シャワーキャップとかっぱで計測に行きました。

あまりにも高い数値が出て、驚愕しました。

簡易な防護の服装では全く対処できない数値で、
カウンターからも警報音が。

これだけの警報音が鳴る時は、絶対に屋内退避です。
そして、子供達にはすぐにヨード剤を飲ませなければなりません。

でも政府はなにもできなかった。

ここまでの汚染を予想してなくて
システムがなかったんだと思います。


そういう政府を選んできた私たち、
便利な文明の中で過ごしてきた私たちが
子供達に残してしまった禍根は大きい。



だからこそ子供達の為に動かなくてはなりません。


ベラルーシから来るこどもたちを預かる里親さんが、
私にこんなことを聞きました。

「野呂さん、これいつまで続けるの?」

もう辞めたいという意味ではないんですね。

活動して20年目なのに、状況が全然変わらない。

こどもたちが体内に放射能をためている、
それを転地療養して、体の外に放射能を出していく、


でもやってもやっても子供達の体の中に
放射能が溜まっていくんです。


この質問に答えるならば、


「ベラルーシ政府が子供達に、
 放射能で汚染されていない食べ物を与えないと決める日まで」

という言い方になるでしょうか。


これは人災なんです。

人間には分からない事がいっぱいある。

でも、事故の被害を小さくすることはできる。
そこは人間の力なんです。





ーベラルーシの子供達21人の体内に溜まっている放射能の量のグラフを見ながらー


これ体重で割るんですけど、
一番数値が低い子は、13,94bq/kg
一番数値が高い子は、177,2bq/kg


同じ地域でもこんなに差があります。



20~50bq/kgの数値は、グレイゾーンです。
そのくらい溜まっていると、
鼻血を出したり下痢が続いたりする。

このあいだに放射能を外に出しておきたい。

50bq/kgを越えると、なんらかの病気になってしまう
と。


これは、10万人以上のこどもたちのデータを取っているお医者さんが
おっしゃっていることです。


気をつけてるお母さんの子供と
そうではないお母さんの違いがこれだけあるんですね。


日本では、事故の後、食品基準をゆるくしてしまって、
なんでも流通してしまっています。

汚染牛なども給食に入り込んでしまっていますが、
たいへん危険な事です。

1回食べたくらいで大丈夫、と思っていてはだめ。
ほうぼうでそういうことは起こっているのですから。

無自覚に食べていると、
体の中に膨大に溜め込む危険性があります。

だからこそ、私たちの意識によって
子供達の被曝は減らす必要があるのです。


今一番大事なのは給食ですね。

給食から意識を高めなければいけません。

江東区のお母さんの活動を紹介します。

koto.jpeg


お母さんたち、がんばっています。
江東区のこどもたちに安全な食材を、ということで。


区の段階、市の段階では良く動いてくれているようなので、
しっかりとこちらから働きかける必要があります。



放射線障害のお話ですが、
それら障害に効果的なのは、やはり転地療養です。


ーヨガをやっているベラルーシのこどもたちの写真を観ながらー


ベラルーシの子供達は、自分が健康ではない事を自覚をしています。
健康になるよ、と言うと、一生懸命やるんですね。

こどもたちは、放射能によって、体が疲れやすく、
集中力がなくなってくるんです。

だから、普段あまり一生懸命にはなれないけど
「健康になるよ」というと一生懸命やるんです。

それくらい自覚をもっている。


今回は、日本のこどもたちを
イタリアで転地療養させました。

イタリアで日本の子ども達の甲状腺を調べ、
結果を出してくれたんですが、
甲状腺に異常がなかったと聞いた男の子が

「ほんとなの?ぼくの甲状腺大丈夫なの?」

と飛び上がって喜んだんです。


私たち大人の選択の過ちに寄って
子供達に心配をかけてしまった。


私は、これが一番心が痛い。


そして、給食で子供達に汚染されたものを食べさせてはいけないと
強く思います。


福島のお母さんは、こどもたちを1ヶ月間イタリアに行かせるなんて、
大丈夫かと心配していました。

なので、帰って来たバスを見ると、
傘もささずに雨の中迎えにいってしまうんですね。

するとバスの中から
「お母さん放射線あたってる!放射能あたってる!」って
子供が母親を心配する。

こどもたちはみんな分かっているんです。


子供達は不安を言葉には出さないと思います。
そういう気持ちを大人は察してあげないといけない。



南相馬市から避難している女の子が
まだ現地に残るお友達に手紙を書きました。

「もしあなたたちががんになっても、直るまで見守ってるからね」

と手紙を書いたんです。

子供達の間で、そういうリスクが高まっていることは
分かってるし知ってるんですね。



イタリアでもそうでしたが、
子供の保養期間は限界1ヶ月です。
本当はもうちょと保養させてあげたいのですが。

だいたい、1ヶ月で30%くらい放射能が体外に出て行きます。
早い子で50%から70%でしょうか。


さて、放射能はなにをするか、ということですが、
簡単に言うと、ものを酸化させていきます。

人体も同じです。
(このへんの詳しい事は過去スレッドに載っていますのでご覧下さい)

ベラルーシでは、
子供達が急に走れなくなってきました。

ガンの子供も増えました。
(ドイツががん病院を作ってプレゼントした)

ただ、ほとんどの子供達ががんになるようなことはないです。

ごく一部の子に起こるか起こらないかというところ。
小児甲状腺がん、白血病、それらもごく一部の子にしか起こらないです。

だから、ちょっと鼻血になったくらいで驚かないでください。


確かに遺伝子にダメージは与えるけれど、
食べ物を気をつける、
そして体の中の放射能を出す
抵抗力が落ちないように、新鮮なビタミンをたくさん摂取する
そして、口から鼻から放射能を吸い込まない、


こういったことがとても大事です。


体は抵抗力があって、闘ってくれるんです。
甲状腺がやられると疲れてしまい、すぐにくまが出てくる、
だからとにかく食事に気をつけて下さい。



そして、
子供には心を伝えるだけでいいんです。

私たちは心を伝えないで、枝葉だけ伝えてるんですね。

宿題だの片付けだのと、枝葉で怒っていて
悪い栄養ばかり与えてる。


ベラルーシの親子の姿を見ていると、
愛情、親子の事を改めて学ばされます。


人を愛する事、その喜びに満ちたとき、
子供の瞳は輝くんです。



福島、今ではもはや、チェルノブイリ越えです。

そんなところに子供がいさせられてる現実があるんです。


ベラルーシでは、子供達は3年間、
なにも知らされず放置されていました。

おなじ道を、私はたどらせたくない。

子供達だけは、なんとしても助けたい。

汚染された食材を食べさせられるなどということは
なんとしてもとめなければなりません。




100万人におこるか起こらないかの小児甲状腺がんですが、

チェルノブイリ原発事故5年後、
このがんの発生の原因を究明するために
IAEAが、広島の重松先生を連れていって調査しました。


ある時、ベラルーシの体育の先生からこう言われました。

「野呂さん、日本人が嘘をついた。広島の先生は

”症例が出るのが早すぎる。予想より早いから放射能が原因じゃない。
 ベラルーシは海がないからヨード不足という風土病だろう”

そう言ったから、こどもたちが助からなかった」


IAEAは、先生の判断を機関としての決定としたんです。

風土病だとWHOは入らないんですね。
援助がもらえないんです。

IAEAが間違いをしぶしぶ認めたのは、その10年後です。

その10年間のあいだに
こどもたちをむざむざとがんにさせてしまった。

この病気は人災なんですね。

この道を絶対行ってほしくない、日本には。


こと子供に関しては譲れません。


日本の基準がゆるすぎることは周知の事実です。
ほとんどの食品が検査にひっかからないという事実。

恐ろしいです。


産地偽装の問題もあります。

そうなると、各品目ごとの食品検査は外せません。


給食問題は特に深刻です。



今私たちは分かれ道にいます。


今すぐに改善できる道はあります。

みんなが助かる道はあるんです。


こども、業者、消費者、みんなが助かる道が。

ごまかしをやっていることを世界中の人が知っています。

フランスの人にこう言われました。

「長年活動をされている貴方は、
 汚染されているものを助け合いで食べている事をどう思うか」

と。

そんなものは、一時の同情です。それは誰の為にもならないです。


里親として、福島のこどもたちを見てくれたイタリアの人は
こう言っていました。

「あの優秀な賢い日本人が、ごまかしをするとは信じられない。
 子供達を日本に帰したくない。」

そう言って、泣いていらっしゃいました。
子供達も泣いていました。


これから、ますます子供にとって辛い状況になります。

だから、子供達をくだらない事で追い立ててはいけません。

子供、お父さん,お母さんの
心の繋がりを強めていかないと、
この問題を一緒に乗り越えていけません。


だんだんとこれから子供の健康が害されていく中、
それを見て、確実に子供は不安になるでしょう。

その時に、家族の心の繋がりがしっかりとできているか
そこが大切です。



子供にとっては、親はいわば、神様のようなもので、
すがるしかない存在です。


そして、こういった状況の中、
親として子を守るとき、祈るしかない状況もあるでしょう。

自分が不安にかられたときに
手を合わせる、ということ。

この行為は自律神経が安定するんです。




抵抗力を上げてあげて、
時にはできる範囲での転地療養をしてあげて、
食事に気をつけてあげる。


放射能は
大地も、家も、健康もキャリアも総て奪っていき、
人はたくさんのものを失います。

でも、なにがあっても失わないもの、
それは、人を思う心です。
子供達を守りたいと思う心です。

これを愛というんですね。

人は貴いです。

そこを忘れずに進んでいかなくてはなりません。






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Comment

ほったあきこ | URL | 2011.10.07 04:40
みようちゃん、いつも貴重な記事をありがとう!

今回も、転載させてね^^

野呂さんの本、2冊買ってアッと言う間に読んじゃった!
母親の視点に立つ人なんだよね、この人は。
家庭崩壊に向かう私を、いつも引き止めてくれる(笑)

私も頑張るよ^^

くどう | URL | 2011.10.07 12:16
あっちゃん、
やはり、愛ですな。。。

そこにつきる。
ほんとにほんとに。

愛してくれてたから、今の私がある、
と親になって初めて、父と母を想います。

感謝。。



BECAUSE YOU LOVED ME
という歌をお母さんに捧げたシャリースの
動画、

神に選ばれた歌声の持ち主なんだけど、
5ふんくらいの動画かな、
見てみてね!

私はここのところ毎日観ています。
で、毎日感動して泣いている。。。

とらおさんに

「君はしかし、安上がりでいいなーー!」
と言われるくらい、同じ場所で何度も泣けてしまう。。

http://www.youtube.com/watch?v=Z26mR3AQtBw&feature=feedf
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